おばあちゃんのこと。

金曜日。

正月休み、岡山のおばあちゃんちで蟹の天婦羅をしたのだけれど、なんだか胸くそが悪かった。今まで可愛がってきてもらったから、悪く言うのも気が引けるけど、それを差し引いてもおばあちゃんはひどいと思う。母さんや父さんに文句ばかり言うし、感謝の気持ちってものが感じられない。可愛げがない。このままだと本当に誰も愛してくれなくなりそうで、それが悲しい。母さんももう疲れているみたいだ。

家族や仲間に一人そういう人がいると、誰かが苦しんで、その人を救うためにまた周りが少し無理をして。負の連鎖に陥る。でも、おばあちゃんを変えることは難しい。いや、もしかしたらこっちが諦めているだけなのか。本当は根気強く話し合えばわかってもらえるのかも知れない。やってみようか。彼女のために。それには相当な覚悟がいる。もしかしたら勘当されるかも知れない。近くにいなければ難しい。見守ってやらなければ挫折する。

動くのか。やり過ごすか。
でも、あまり関わりたくないと思うまま死なれたくないな。



【今日の本】
『たましいの場所』/早川義夫
http://d.hatena.ne.jp/asin/4480430059